2023 ミズベサロン 1回
「起立性調節障害の子どもたちの居場所づくり」
起立性調節障害※で悩んでいる小学生や中学生は少なくありませんが、同じ症状を持った当事者同士が集まれる場はあまりないのが現状です。
そのような中で、同じ症状の方が安心して集まり、できることを一緒に少しずつ増やしながら、お互いに情報を共有できる場を作りたいと考えている中学生がいます。
今回のミズベサロンでは、この思いの実現に一歩を踏み出すため、当事者の方(小中高校生を中心に)や関心を持つ方が集まる対話の場をつくります。
※思春期前後の小児に多くみられ、自律神経の機能不調により、起立時にめまい、動悸、失神などが起きる症状を「起立性調節障害(OD:Orthostatic Dysregulation)」といいます。
話題提供者:中山 知佳穂(Nakayama Chikaho)
横浜市在住。現在、中学校2年生。
小学校6年生の時から、起立性調節障害の体調不良により、登校できる日が少なくなりました。現在は、心身を整えながら、遅れている学習を補っています。もともとは活発で、好奇心旺盛な性格であり、運動、楽器、伝統文化などの多くのことに興味を持ち励んでいたが、今は全く活動することができなくなってしまいました。
「起立性調節障害となってから2年弱ほどが経ち、学校へ行きたくても行けない日が増えてきました。また、学校以外で同じ症状を持った本人同士が集まれる場が少ないことに疑問を持ちました。そこで、同じ症状の方が安心して集まったり、できることを一緒に少しずつ増やしたり、お互いに情報を共有できる場を作りたいと思っています。そのため、当事者の方(小中高校生を中心に)、ご賛同くださる方、ご興味を持ってくださった方とお話させていただき、活動に向けた一歩を踏みたいです。」
ミズベサロンとは?
ミズベサロンは、「交流と対話の中で、これからの活動のヒントを見つけよう!」をキモとして企画したものです。ゆるく語りあい、ある時は真剣な議論も、各テーマに関心がある市民が集まる対話の場です。
開催案内
「起立性調節障害の子どもたち」に関心がある方、当事者・家族の集まり
■日 時:2023年6月15日(木)16:45-19:00
■会場:横浜市役所1階協働推進センター協働ラボ(横浜市中区本町6丁目 50-10)
■内 容:
16:45- 開会
17:00-17:05 イントロダクション「本日の説明」
17:05-17:20 参加者の自己紹介
17:20-17:45 トークセッション「起立性調節障害の症状となって」
17:45-17:55 休憩
17:55-18:25 トークセッション「 起立性調節障害の子どもたちの居場所で何がしたいか」
18:25-18:50 意見交換
18:50-19:00 クロージング
■参加費:無料
■定 員:会場 10 名/オンライン 10名
申込案内
下記申込フォームよりお申込みください。
※人数把握のためにお申込をお願いしていますが、飛び込み参加もできます。
※フォーム以外の方法でお申込みを希望の方は、お電話でご連絡ください。
横浜市市民協働推進センター(担当:韓、鈴木)
電話:045-671-4732