イベントレポート

【協働トライアルセミナー2022|第5回 受講生による市民協働事業プラン発表会  Event Report】

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第5回 受講生による市民協働事業プラン発表会

2021年12月から2022年2月まで全5回行われた「協働トライアルセミナー2022」。当セミナーは、地域・社会をよくする活動や取り組みに関心がある方、具体的なアイデアをお持ちの方、協働の手法に関心のある方などを対象に、行政との対話のあり方や事業計画の作り方に触れ、実際の活動に活かしていただくことを目的として行われました。なお、コロナウィルスの感染を鑑み、全回オンラインで実施しました。

最終回である第5回は「受講生による市民協働事業プラン発表会」。その様子をレポートいたします。

 

開催概要

【開催日時】
2022年2月24日(木) 18時30分~20時45分

【テーマ】
受講生による市民協働事業プラン発表会

【講評】
鈴木伸治〔横浜市立大学教授・横浜市市民協働推進委員長〕
中島智人〔産業能率大学教授・前横浜市市民協働推進委員長〕

【オーガナイザー】
治田友香〔関内イノベーションイニシアチブ株式会社 代表取締役〕

11名がプランや進捗を発表しました!

発表会の様子のイメージ

最終発表会では、講評に鈴木伸治先生、中島智人先生をお迎えし、11名(今年度受講生7名、昨年度受講生4名)に発表いただきました。

今年度受講生のプランは、音楽による発達障害児支援、高齢者の食に関する支援、アートとファイナンシャルプランニングによる母子家庭支援、子育て支援、子どもの地域社会参画、障害のある若者の居場所づくり、外国人との共生コミュニティづくりなど、テーマも多岐に渡りました。また、昨年度受講生からは進捗報告が行われました。

発表後に締めくくりとして、鈴木伸治先生、中島智人先生から講評をいただきました。

鈴木伸治さんのトークイメージ
鈴木先生小さくてもアクションを起こして実績を積み、それを情報発信することによって、何か新しいつながりが生まれたり、それに対して耳を傾けてくれる人が出てきたりします。ただ、世の中のすべての人が興味を持って耳を傾けてくれるわけではありません。誰に対してどうやって自分の想いを伝えていくのかが大事ではないかと思います。そういう意味で今回の協働のトライアルセミナーはとても新しい可能性を感じられました。小さな積み重ねからチャンスを見つけていただくことで、素晴らしい協働の形が生まれると思います。頑張ってください!
中島智人さんのトークイメージ
中島先生皆さんのいろいろな社会的な課題や地域の困りごとに対する“こうやっていきたい”という思いがとても強く伝わってきました。自分たちの事業や思いの価値を明確にすること、そしてそれを発信することが重要であるということを改めて感じました。
横浜市は制度もあり、門戸が開かれているとよくいわれますが、市職員がアンテナを張っていたり、課題を解決するために市民活動団体と一緒に何かやりたいと考えている方がたくさんいることは間違いないと思います。様々な制度を活用して、まず自分たちの足元を固めて、協働に取り組んでいくのがよいと思います。今後のご活躍を期待しています。
治田友香さんのトークイメージ
治田皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました!ご自身のプランを出すことはなかなか大変だったのではないかと思います。力を注いでくださった皆さんにお礼を申し上げたいと思います。また、昨年度受講の皆さんの一年間の取り組みについても伺えたことを大変うれしく思っております。本当にコロナに振り回された一年でしたが、それでも一つ一つの活動が一歩一歩進んでいることを共有できてありがたいことです。
以上、協働トライアルセミナー全5回は無事に終了することができました。ご受講いただいた皆様どうもありがとうございました。お疲れ様でした。今後、横浜でどのような協働が育っていくのか大変楽しみです。

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