~ミズベサロン~よこはま犬民会議開催レポート
2024年3月15日(金)、横浜市市民協働推進センター協働ラボにて、市内で活動する「わんわんパトロール隊」4団体8名の皆さんにお集まりいただき、第1回「よこはま犬民会議」を開催しました。
はじまりは、昨年の12月24日(土)に市役所で開催された「子どもあんぜんフェスタ2023」。
市民協働推進センターが「わんわんパトロール」の活動紹介をするにあたり、市内の各団体へ協力依頼をしたことからつながります。
活動状況をお聞きしていく中で、「他の団体と交流したい、情報交換したい」との声が多くあがり、今回の「よこはま犬民会議」開催に至りました。
【参加団体】
<鶴見区>つるみ犬部
<瀬谷区>わんわんパトロール隊(オンライン参加)
<鶴見区>駒ワン
<神奈川区>たんまち犬部
「わんわんパトロール」の役割は「防犯・見守り・美化」のほか多岐に渡り、地域との関係性が深い活動です。
わんわんパトロール隊の証であるバンダナをつけてパトロールをしていたメンバーが、夜道で不審者に遭遇した女性から助けを求められた
わんわんパトロール隊のネットワークで認知症高齢者の保護につながった
など日ごろの活動が地域貢献につながっています。
【わんわんパトロールの活動内容】※一例
・防犯活動(不審者発見、報告)
・見守り活動(学童の登下校見守り、高齢者の見守り)
・美化活動(ゴミ拾いやイエローチョーク)
・危険個所の発見、報告
・近隣住民とのコミュニケーション
・ペット保護活動
・ペット防災活動 など
固定メンバーだけに頼らない活動の活性化、活動資金の調達、個人情報の取扱いなど、活動を続ける中で団体が抱える問題も多く、「犬民会議」ではそれぞれの悩みについても活発な意見交換がありました。
また、オブザーバーとして認定NPO法人かながわ 311 ネットワーク代表理事の伊藤さんをお招きし、人とペットの防災についても話し合いました。
横浜市は神奈川県で犬の飼育頭数が最も多い自治体であり、有事に備えた日頃の防災はとても重要になります。
人の防災においても、ペットの防災においても、困ったときに「困っています」「助けて欲しい」と言える関係性を日頃から築いていくことの必要性を共通認識として持ちました。
キーワードは「お知り合い力」。
予定の1時間を超えてなごやかな交流が続き、会の最後に皆さんから「ぜひ継続して集まりたい」との声あがりました。
今回の「よこはま犬民会議」から、市内で点在して活動する「わんわんパトロール隊」をつなげ、ネットワークを築いていただくことは、防犯・防災・地域コミュニティの強化にもつながることがわかりました。
市民協働推進センターでは、今後も交流の場を通じて、団体の活動を継続的にサポートしてまいります。