コラボレーション@スペース 第2回 横浜の食がつなぐ協働の未来|麦酒と地産地消 開催レポート
7月25日(木)にコラボレーション@スペース「第2回 次世代の活動・協働を考える」を開催しました。
テーマは「横浜の食がつなぐ協働の未来|麦酒と食の地産地消」。会場には35人を超える参加者が集まり、登壇者の話に聞き入るとともに、交流会ではお互いに情報を交換し合いました。
ゲストの小柴健一さん(横浜あおば小麦プロジェクト/一般社団法人団地暮らしの共創事務局長)と荒木典子さん(はまふぅどコンシェルジュ/「Nori Foods」代表)の自己紹介があり、続く参加者の自己紹介タイム(ライトニングトーク)では、福祉関連で畑をしている人、はまふぅどコンシェルジュ活動をしている人、地産地消に関わっている人、行政職員等々の方々から自身の仕事や活動についてや、参加のきっかけなどの話があり、様々な背景の参加者が関心を持って参加していることがうかがえました。
座談会では、ゲストのお二人、小柴健一さんと荒木典子さんの話を、モデレーター清原理が深掘りしていきます。小柴さんからは、高齢化する団地再生の試みと、ホップ栽培をきっかけとした地ビールづくりが連動していく、地域のつながりの連鎖について、荒木さんからは、食をテーマとして、地域の農産品やコミュニティカフェなどの拠点とのつながりが広がっていったことなど、協働に繋がるさまざまな示唆に富んだお話をいただきました。
質問タイムと交流タイムでは、登壇者と参加者とで様々な疑問や意見を交換することで、農と食の地産地消が創る協働について、考えを深めました。都市としての横浜にとっても、地域での農業の大切さを理解していくこと、農と食の連携を協働を通じて推進することで、福祉や地域の課題解決においても新たな展開につながっていくことを感じられる時間となりました。
これからの横浜のために、協働して取り組みたいという人材の発掘、つながりづくりの機会として、引き続きコラボレーション@スペースにご期待ください。