REPORT | 下北沢・ボーナストラックが取り組む、不動産開発のあたらしいものさし
みらいリンクフォーラム Vol.1 開催しました!
“一人ひとりの良さを活かし合える”暮らしやすい地域や社会を目指して、新たな手法の創発に向け企画する「対話&創造ラボ」。多様なセクターと分野による対話を通じて、そのヒントを探る連続企画。
記念すべき最初のイベントは、協働の今とみらいを学ぶ場の「みらいリンクフォーラム」。
今回は、2020年12月17日に開催された、【「みんなで育て、つくる。チャレンジできる場所」~下北沢・ボーナストラックが取り組む、不動産開発のあたらしいものさし~】の配信コンテンツをアップしました。
2020 年 4 月に下北沢で誕生した「ボーナス・トラック」から、開発を担当した小田急電鉄の向井隆昭さん、場のプロデュースと運営も行う小野裕之さんのお二人にご登場いただきました。
会場は横浜市市庁舎1Fにある“市民のためのイベントスペース”「スペースA/B」にて。
またモデレーターは、市民協働推進センターの統括責任者の吉原明香とクリエイティブディレクターの森川正信が担当しました。
▲散歩社の小野さん 「小田急さんとは長い時間をかけて、じっくりと企画を考えて来て。その結果として新しい業態開発として形にできたのではと思っています」
▲小田急電鉄の向井さん 「今回のプロジェクトは直属の上司の存在が一番大きかったと思います。僕自身もやりがいを感じて、下北沢という地域・エリアとしっかりと向き合わせていただいたプロジェクトです」
下北沢・ボーナストラックとは?
「ボーナス・トラック」は下北沢駅と世田谷代田駅の間にあり、複々線化と地下化による路線跡地を活用した下北線路街の施設の1つ。飲食店や物販店に加えシェアキッチンや広場といった様々な機能を盛り込んだ商業施設です。一般的な開発では、建ぺい率や容積率を最大限使い、大きな建物を造り賃料を設定、収益化を目指すのが普通ですが、今回「ボーナス・トラック」では、個人事業主でも借りやすい賃料を設定、店を始めやすい面積にし、開発にかける工事費は賃料から逆算して算出する手法を取ったそう。なぜ、そのような形で開発を行ったのか?これまでにないものさしを軸とした不動産開発の背景、企画からこれまでのプロセスにおいての協働の道のりをお二人にたっぷりをお話いただきました。
オンライン配信|見逃した方はこちらから!
GUEST | Profle
向井 隆昭さん
小田急電鉄株式会社
生活創造事業本部 開発推進部 /
下北線路街 運営事務局 マネージャー
1990年生まれ。立教大学経済学部卒業後、2013年に小田急電鉄株式会社に入社し、主に小田急沿線の不動産開発業務に携わる。 2015年より下北沢エリアの線路跡地「下北線路街」の開発プロジェクトを担当し、開業後の物件の管理運営にも携わりながら下北沢エリアのまちづくりに取り組む。
小野裕之さん
下北沢のまちづくり会社 散歩社
代表取締役 / greenz.jp ビジネスアドバイザー
1984年岡山県生まれ。中央大学総合政策学部卒。ソーシャルデザインをテーマにしたウェブマガジン「greenz.jp」を運営するNPO法人グリーンズの経営を6年務めた後、同法人のソーシャルデザインやまちづくりに関わる事業開発・再生のプロデュース機能をO&G合同会社として分社化、代表に就任。greenz.jpビジネスアドバイザー。
詳しいレポート記事は後日アップ予定
追って、こちらのHPにアップ致します。
お楽しみに!