こどものカフェの〝想い”とは
皆さんは、「こどものカフェ」と聞いたら、どのような空間を想像しますか?
こどもが好きそうな料理ばかりがある…こどもが切り盛りする何でもありなカフェ…こども限定??などなどでしょうか。
西区に期間限定でオープンした「こどものカフェ」―。今回はお誘いをいただき、センターの職員がオープン初日に訪問してきました。
ホール担当は、小学校6年生。手づくりの手書きメニューを見せながらていねいに説明してくれます。その日のメニューは、ビーフシチューと、パン・サラダ・スパニッシュオムレツのワンプレートに、デザート付きです。
企画したのは、ある親子。「学校に通えていない親子が平日に安心して入れるカフェ」をコンセプトに、「二人のお小遣いがなくなるまで」と、期間限定でオープンしました。
学校、自宅、趣味、仕事―。日々の忙しい生活の中で、「自分らしさ」を出せる場所は、人それぞれ。ひょんなことから、自分が輝ける場所、自分の役割を見つけることがあります。
ある日センターに相談に来られたこの親子は、自分たちができることで地域や周りの人たちを元気にする機会、そして自身の輝ける場も作っています。
市民協働推進センターは、このような個人から出た思いを、市内のネットワークを生かしながら地域の活動へと発展させていくお手伝いをしていきます。