横浜市市民協働推進センター

取り組み紹介 【開催レポート】“ポストコロナの”参加の場の開き方~困っている時こそ、「自分」から始めるストーリー~

第2回(9月9日) 手話通訳者のみ会場参加した際のもの
2022.3.17 イベントレポート
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「“ポストコロナの”参加の場の開き方」イベントを開催しました

8月28日、9月9日に開催したオンラインイベント「“ポストコロナの”参加の場の開き方」には、合計45名の方にご参加いただきました。

“ポストコロナの”参加の場の開き方~困っている時こそ、「自分」から始めるストーリー~ イベントページ

<写真は第2回(9月9日) 手話通訳者のみ会場参加した際のものです>

坂倉杏介先生によるご講演

各自の自己紹介の後、坂倉杏介先生(東京都市大学都市生活学部 准教授)の講演に参加者の皆さんがどんどん引き込まれていく様子が印象的でした。講演の中で「創発的なコミュニティ※」という言葉にフォーカスされていたのですが、20%以上の方がこの言葉から今の活動のヒントを得て団体に戻られました。
※「創発的なコミュニティ」= 次々と活動が生まれるが、何が起きるかはわからない状態と定義

講演の中で「ケアやつながりを軸にした場ほどコロナの影響は大きいのではないか?」という仮説から展開していきましたが、参加かいのちか、感染症対策をしっかりすると「なぜか誰も望まない結論が生まれたりする」ことを、実例(芝の家)を元に説明されました。

参加者の皆さんが運営している(していた)“場”にも通じる部分があり、皆うなづいたり今後のことを考えたりしながら、答えのない今の時代を生きていくヒントを持ち帰ってくださったように思います。

ワークショップでは

その後のワークショップでも各グループのファシリテーターの元でたくさんの話が繰り広げられました。
例えば、「そもそもなんのために自分たちは活動していたのか」「この状況で、誰が何を必要としているのか」等、活動を始めたときには熱く皆で共通認識のあった部分を改めて考え直すきっかけとなったという言葉を70%以上の方からいただきました。

末筆となりますが、今回の開催にあたり横浜各地で活躍されている団体リーダー7名のファシリテーターの皆様に、たくさんのアイディアやお力をいただきました。協働の相乗効果で、大変素敵な場を共につくることができたことが本当に嬉しかったです。

今年度も、秋~来春にかけて「今」を捉えたイベントを開催予定です。今後も当センターHP等で発信して参りますのでお楽しみに!
(担当:佐藤)

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